花火


トトロ後輩達と花火を見に行く。
3尺玉が2発打ちあがるというのが目玉の花火大会。道は混んでいたけど、地元後輩のナビケーションで抜け道を使って快適な道中。だけど車から会場までの移動で丈夫な下駄が僕の足を痛めつける。かわらに落ち着いてビールを飲みながら一発目の花火が打ちあがる。痛みも忘れて花火に見入ってしまう。花火は目で見るものだけど、おなかで響く感じが太鼓に似ている。


花火を見に行くといつも岩井俊二の「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」がふと頭をよぎる。
田舎町で行われる花火大会、夏休みの登校日であつまる小学生達。なずなに片思いしている主人公。なずなの家庭は親の離婚で揺れている。少年達の間で花火は平べったいのか球形なのかという疑問が持ち上がる。なずなに花火を誘われるし、友達と花火が平べったいのか調べようと誘われる。
少年の甘酸っぱい思い出が美しいけど儚い花火のようでいろいろなことが浮かんでは消えていきます。
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? [DVD]