オスの鉄塔
「鉄塔武蔵野線」という映画で、少年が鉄塔にはオスとメスがあるということを発見していた。
鉄塔ではなく電柱だが宮沢賢治の「月夜の電信柱」という小説では踊っていた(ような気がする)。
内容は忘れてしまったがなんか楽しげだったのを覚えている。
昼間には立派な建築物だが、夜には圧倒感にさいなまれ、恐怖の対象になりがちな鉄塔や電柱。
宮沢賢治を読んだときは子供だったのでその世界観に助けられたのかも。
今の子供達もこの作品に触れることで闇夜の中にどこにでもある電柱や鉄塔は、子供心に知り合いがいる安心感を与えているのかもしれない。
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