中つ国の旅 〜上海動物園 散歩日和〜


地下鉄とバスを乗り継ぎ、上海動物園に到着する。
休日の動物園には我々のような観光客はおらず、恋人達や、子供連れの家族達の姿が目立つ。まさに余り観光客が行かない観光コースである。
空は程よく晴れ、気温もそこそこ。動物を見ながらのお散歩気分。ここが上海であることをしばし忘れてしまう。
そんなお散歩観光中、たまにF式が駆け足で前方まで行ったかと思うと振り返ってカメラを構えて我々を撮る。F式はたびたびその動作を繰り返していたが、回りもその動作が面白く思えてきてカメラを持っているK党やハッシーさんも、駆け足&シャッタ撮影を行う。この撮り方が一種の流行になった。
そんなことを繰り返しながら僕たちはある動物を目指す。

魚類を集めた魚類館や、両生類を集めた両生類館をぬけ、鳥類エリアにつく。
そこには僕の好きなダチョウがいた。ダチョウはファイナルファンタジーチョコボを連想させる。
チョコボはゲーム中の馬代わりの動物だが、ほんの2、300年前にはモアやドロモルニス、エピオルニスなどチョコボのように人が乗れそうな巨大鳥類がいたのだから驚きだ。
もし今も生きていたら乗馬ならぬ乗モアなんてスポーツがあったのかもしれない。

僕らはダチョウ達を後にし鳥類ゾーンを抜け、ついに哺乳類ゾーンへ。
そしてついにあの動物を見ることになる。

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