兄貴と親友と弟の結婚式


今日は会社のH先輩の結婚式。
Hさんにとっても僕は初めての後輩だった。


入社したての僕は、そんな先輩心もしらず、配属先の人には心を開かず、
「会社の人と仲良くなるものか」と思っていたし、むしろ
「こんな会社すぐにやめてやろう。」とすら思っていた。
そんな心を開かないダメダメフレッシュマンだったとき、
Hさんと僕の二人で初めての出張があり、仕事が終わった帰りに二人で飲む事があった。
お互い飲み過ぎて、吐きながらトコトン飲み語った。
それが会社の人とも心を通わせてもいいんだなと思った瞬間だったのかもしれない。
人と人との繋がりで仕事をしているんだなと思ったのかもしれない。
そしてHさんと共に宇都宮に転勤になったあとは、共に遠くに来た寂しさを分かち合い。
失恋した時も、夜遅くまで飲みにつき合ってもらったのも覚えている。
そして、仕事中もことあるごとにHさんと他愛もない世間話をして、
仕事の相談したり、今思えば金色の時間だったんだなと思います。


僕の下らない冗談に屈託なく笑ってくれる姿、
飲みのネタで、唇を合わせたりもしましたね。
人を引っ張る力には、先輩(兄貴)としての背中を。
日々の雑談や共に飲み明かす日々からは、親友としての肩を。
たまにみせるかわいらしい行動には弟の様な愛嬌を。
そんな物を感じさせる無二の人です。
今は仕事場も離れてしまいましたが、ふとした時に、何となくそういう姿が頭の中をふっとよぎります。
まあ合おうと思えばいつでも合えますが、今度合う時は家長としての凛々しい姿をみせてくれるのでしょうね。


Hさんの彼女としてMさんに初めて会ったとき、
「なんだか似てるな」という感覚がありました。
度量の深い人です。
そんなお互いの雰囲気をみて、姿を見て、
僕は「しょうがない、Hさんをあげます。」とMさんに言った。
僕の本心だったと思います。
幸せにしてやって下さい。
必ずや答えてくれると思います。
そんなお二人、お幸せに!

そしてこれからもよろしくお願いします。