流れる車窓を眺めながら、UTADAのMerry Christmas Mr.Lawrence-FYIを聴く。
奇麗な夜景と都会の無機質な質感がセンメリの悲壮感とマッチする。
それでいてUTADAの艶かしい歌声とセンメリには似つかわしくない歌詞が妙な共鳴へ導く。
「自分にとっての僕と」
「君にとっての僕と」
それは一緒なのだろうか。
列車に運ばれる僕は、常に変化しつづける。
変化し続けて、その先にある何かを。変化し続けて、変わらない何かを。
そんな事を変化するセンメリに。
そんな事を変化する東京に。
そんな事を変化し維持する君に。
感じる事が出来る。
FYI