Sea in my hometown


震災後、初めて実家に帰る。
ニュースで実家の近所が液状化していると言われており、
「本当に家は大丈夫だった?」と何遍も聞いた。
すると、「なんとも無いよ。」という答えが帰って来る。
「心配なら見に来れば良いじゃない。」と母親は言う。
浦安は液状化で有名になってしまったが、ネットで調べてみると、軽微ではあるが千葉の埋め立て地である実家周辺も液状化で傾いている姿が写っており、なんだか自分の目で見るまでは信じられないでいた。
家に帰ると、確かに家は何もない。
そして、自転車で田舎の海を見回し、実家のブロックの隣のおそらく液状化があったところを散歩することにする。
すると、家のそばでも少しマンホールが浮かび上がっているところや、
砂が吹き出した後など幾つか発見される。
そして地元の海につくと、どんよりとした天気の中、あいも変わらず穏やかで、海の風が吹いている。
そして、ネットであったブロックに行くと確かに電柱が傾いたり、塀が曲がったり、地盤が80cmぐらい沈下しているところが見受けられる。
東北に比べればなんて事の無い部類だが、中学の同級生はここらへんにも住んでいるはずであり、心配になる。
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...うじうじしててもしょうがない!
よし、日常を楽しんで、楽しんで、楽しみ尽くしてやる!