次の日の青空


僕の為の映画を見た次の日は、よく晴れた洗濯日和だった。
溜まっていた洗濯を干して、小さな入道雲を写真に収めた。

空を見上げると意識的に虹を探している自分がいた。
「なかなか抜けそうにないな、この感覚。」と思う。

多分日が経つにつれて、この感覚を薄れさしてしまうかも知れませんが、
日々変化する空を見ていると、一日として同じ空がないのと同じように、
同じ日はないのだぞ。と思わせてくれます。

多分、薄れゆく記憶も、薄れた後の記憶も、楽しんだもの勝ちなんでしょうね。

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