中つ国の旅 〜盧浦大橋〜


上海動物園を後にしてランチを挟み、盧浦大橋へ向かう。
この橋はアーチ型の大橋で、エレベータと300段ほどの階段を登りアーチの頂上まで登ることが出来る。
日本語のしゃべるれる女性ガイドが前を歩き、後ろには警備員らしい男性が付き、がっちりガードの観光。
橋の頂上からの風景は遠くを見れば上海タワーや高層ビル群など上海の町並みが一望でき、下を見ると橋を走る小さな車と橋の下を流れる川が高さを意識させて身を縮こまらせる。そして頂上に吹く強い風は上海の寒さを知らしめている。
昼に飲んだアルコールが一気に消えていくのが分かる。

「minoresu、さむくないの?」とYUKIさんやハッシーさんが心配してくれる。
周りを見ると暖かそうなダウンジャケットやらコートやらを着ていて確かに暖かそう。
いっぽう僕は薄いジャケット。手や顔だけではなく、身が切られるように寒い。
それでも風景やみんなを必死にカメラのフレームに取り込んでいく。

「カメラは体力勝負。」

そんなダンディズムな考えを持ちながら、ふと女性ガイドの格好を見返してみる。
上下ジャージ姿で平然とした顔。

...鍛え方がなっていないようです。

にほんブログ村 写真ブログへ