パエリアとミニ映画の会


仕事を切り上げて後輩と二人で「幸せのちから」を見に行く。
映画を見終わって、スペイン料理のお店に行ってミニ映画の会が開かれる。
このお店は昼はよく来ていたが、夜は初めて。昼は午後の陽だまりといった雰囲気で光が柔らかでやさしい感じのお店だけど、夜になると情熱的で赤と黒のよく似合う大人の雰囲気になっていた。
前菜のエリンギから始まって、後輩が今日始めて食べるパエリアが登場する。
「minoresuさん、写真いいんですか?」と後輩。
「あ、そうだ、写真写真。いってくれてありがとう。よく食べた後に気づくんだよ。」そんなやり取りをしながらシャッタを切る。


カスタネットのようなムール貝が入ったパエリアを食べながら見終わった映画の話をする。
映画のよかった点、悪かった点を話しながら最終的に5段階の評価を下す。話は脱線しながら最近食べに行ったお店の話やどんな人と行ったら楽しいか。等々、どんどん話は脱線していく。お互いボケたり、まじめな話をしたり、またボケに乗ったり。映画の会とは一味違った会話運び。

最後の珈琲を飲み終わり、気が付くと一番最初に入った筈なのに一番最後の客になっていた。
お酒抜きの冷静と情熱の間のようなミニ映画の会もなかなかのものです。

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