いつの間にか雪景色


写真教室の先生の作品が展示されているとの事で美術館に行く。
写真の他にも絵画、彫刻、版画、書なども展示されている。
先生の写真は、何気ない休日の銀座に佇む老夫婦の白黒写真。
見たときには「僕には少し難しい。」と思っていたが、帰ってからこうして文章を書いていると、他の奇麗な風景を撮影している写真はすぐに忘れてしまっているのに対して先生の写真は記憶にこびりついている。
やっぱり、「から」の写真。見た人に対して想像させる写真なのだろう。


しばらく他の美術作品を見て美術館を出る。
すると朝から降っていた雨は雪に変わり、広場は一面の雪景色に変わっていた。


「ああ、雪はいいなぁ」


南国に雪がふったらどうなるんだろう?
ワイキキビーチが雪かぶり。
ピラミッドが雪かぶり。
一日だけ一度くらい世界中が一面雪景色になったら世界も変わるんじゃないかな。
そんなことを発想させてくれる雪は、やっぱりいいもんです。
この犬と飼い主もそんな事を思っているのでしょうか?


それにしてもこの写真はなかなかのお気に入りです。^^