I love ashe


僕は犬が苦手である。
子供の頃、首輪のない大きな野良犬に追っかけられて、自動車が犬と僕の間を通る時に自動車について行って野良犬から逃げて事なきを得たが、小さな僕に取っては大きなトラウマとなってしまったため。犬とは一線を置く事が多い。
だけどアッシュだけは別。
人懐っこく、手を出すと飽きもせずなめてくれるアッシュは可愛いのである。


だけど、ぬいぐるみを投げて取りに行かせる遊びをしていると、
勢い良く駈けて取るけれども、帰って来てもなかなかぬいぐるみを離さない事がある。
暫くぬいぐるみを奪ったり、噛ませたりしていると、たまにぬいぐるみではなく、僕の手を本噛みする。
僕はアッシュを怒ろうとすると、
「僕知らないよ〜。」って表情を目をクリクリさせながらトボケる。
そんな様子をMAYUMIさんに話すと、
「調子がいいのよね〜。小型犬だから大きい人や犬を怒らしちゃったら生きて行けないって分かってるのよ。多分」と教えてくれる。
「まだまだアッシュは生後半年ぐらいで3歳児ぐらいだから、これからだよね。」
確かにたまにトイレの粗相をしてしまったりする。


まあ、そこがまた可愛いのです。(笑)
嫌いな犬にそこまで思うのは初めて。
また会いに行きますのでそれまでアッシュ君、覚えていて下さい。