I became a jet lag.


昨日、朝7時にすんなり目が覚めたので時差ぼけは無くなったと思っていたが、どうやら一日経って時差ぼけが出て来たようだ。
不規則な時間に寝たり起きたりしてしまう。
そしてやる気になった時に洗濯物や写真の整理を始める。
写真旅行という訳ではなかったが、4人中3人が一眼ユーザで、写真を撮る事がある意味旅のリズムを作っていた。
取り込んでみると4015枚、枚数が枚数だけに整理するのに時間がかかりそうです。


少し暇を作っていつも花見を行っている宇都宮大学まで行ってみる事にする。
小雨まじりで気温も低く花見日和ではない。
花見をするには桜の花びらが散り過ぎていて、一部には葉っぱが出て来ており見頃過ぎではあるが、10枚程度の写真を撮影する。
アメリカでは湿度が低く雄大な自然に囲まれていましたが、日本の自然は湿度が高く、繊細な自然に囲まれている事をすぐに散ってしまう桜を見ながら改めて実感します。


先日、後輩のトトロと夕飯を食べていた時に、アメリカ話をしていて、日本の国花についての話になった。
当然日本の国花は桜だというトトロに対して。
「確かに日本人が一番好きな花は桜だろうね。だけどルース・ベネディクトというアメリカ人が書いた本に『菊と刀』という本があって日本と日本人の精神について書かれているんだけど、菊が象徴として書かれているよ。もしかしたら菊かもしれないよ。」と言う。
(菊は天皇を表し、菊と刀の関係はご恩と奉公を表し当時の日本のシステムを表す言葉。 間違った認識も多いけど、有用な観念が間違いより多い本です。
この本の影響で現在の天皇制が出来たとも言われている本です。)
家に帰ってwikiで調べてみると桜と菊が両方とも国花のようだ。ただし慣習としてと書かれている。
さすが日本、あやふやで良い。


全てを柔軟に取り込む日本。
今の世の中は全てが明確化に動いていますが、あやふやというのもある側面では残して行きたい文化ですね。
繊細というものは明確ではないのですから。


人間の体内時計もあやふや故に直せるし、変化に対応できるのだから。