RORSCHACH


ラーメンズ好きのK氏と下北の本多劇場にて「ロールシャッハ」を観劇する。
ロールシャッハとは、心理学用語で、紙にインクをこぼして二つ折りにした物を開いて、蝶のような、花のような、人によって色々と見える対象図形を見せて心理状態を探るロールシャッハテストから来ている。
そんな演劇のタイトルから、精神分析官と精神異常者や健常者とのやり取りで真偽の交錯するような演劇だと予想していたが、実際には良い方向に裏切られる。
見終わった後、色々な仕掛けが一気に繋がり、小林賢太郎らしい計算し尽くされた落ちに翻弄される。

できれば、最後にもう一回パーセントマンが出てくれると更に笑いも増して楽しめたかも... なんて思ってしまうが、そんな余韻がもう一度演劇を見せたくさせている気がする。それも小林賢太郎の計算なのだろうか?
何にしてもさすがコバケンさんという演劇でした。(内容を話すとネタバレしそうなので止めておきます^^;)


演劇終了後、下北沢を散歩することにする。
下北沢には今まで数回しかきた事が無かったが、闇市の雰囲気のある商店街や、オシャレな雑貨屋や古着屋やカフェなど、目を引く物が沢山ある。
そんな町を歩いていると鳩の顔を持つ変なキャラクターのあるショップに出会う。
「これなんだろう?」とK氏に言うと。
「なんだろう、お店の人に聞いてみようか?」とK氏が店員をつかまえる。
写真に収めていると、お店の人が
「これはこの店のマスコットの『鳩山オズボーン』です。」という。
それを聞いて昔、重音部のSが、自分の好きなギターリストの話をしていた事を思い出した。
「記者会見の時に生きた鳩を丸かじりにした伝説のギターリストなんだよ。」っと。
そのギターリストがオジーオズボーンだったのを思い出す。

そんな物をマスコットにするお店がある下北沢。色々文化の幅が広い町、今街撮りをしたい町No1です!