College friend’s wedding


大学時代、同じ映画部であり、重音部の部員だったSの結婚式。
懐かしい映画部の先輩や、重音部のメンバーが集まる。
結婚したり、転職したり、色々な変化はあるが、根は全く変わっておらず、くだらない話や昔話をして腹がよじれる程笑う。そんな感じで一気に昔の気持ちに戻れる。
そんな風に食事や談笑をしていると、Sは現在のメンバーとのバンド演奏が始まる。Sは映画製作は辞めてしまったが、(卒業してまで撮影する人は殆どいないけど)好きなメタルバンドの活動は続けていた。
曲は相変わらずヘビメタ系でバンドとしての良さは分からないが、ドラムテクニックは素人の僕が聞いてもなかなかの物に聞こえる。
そんな風に思い、重音部のIに、
「Sの演奏どうなの?」と聞いてみると、
「かなり巧くなってる。俺は途中でやめちゃったけど、続けた奴の力は凄いよ。」という。
確かに継続は力なりだなっと思う。


学生のとき、こいつの親分肌というか、人に対する優しさなのか、勢いなんだか、笑い方なんだか、結局はまあなんだかわからない人を惹き付ける何かが好きで、よくつるんでいた気がする。そんな奴の短所をフォローするのが僕の役割なんじゃないかと勝手に思っていた。
学生時代には、映画を撮影したり、ゲームを作ろうとしたり、いろいろ一緒にやったけど、結局は目立った物は残せなかった。だけど、Sは今、春に奥さんと一緒になって安定感も増して、社長をやって社員を養いながら、好きなバンドも続けている。(社長出勤はたまにしているみたいだけど。笑)

なんだか俺もいろいろがんばるよ!S!
そしてお幸せに!