Sunflower


ヒマワリの写真を撮ってブログ載せる。
「ヒマワリは英語でなんて言うんだっけ?」そうやって調べてみると「Sunflower」だと分かる。
日本語で向日葵、おそらく向日葵の花が太陽の方向を向く様子から付けられた名前だろう。
それに比べると英語のSunflowerは太陽の花、茎がニョキニョキと天高く伸び、夏に太陽のようなコロナを伴う堂々とした黄金の大輪が咲く、太陽そのままの様子からついた名前だろう。
わびさび的な日本の考え方とダイレクトなアメリカ的な考え方が一輪の向日葵の名前からもにじみ出ている。
もう少し調べると、向日葵の種の並びや花弁の数にはヒボナッチ数列が現れるようだ。
数列が現れるのが凄いのではない、自然が凄いのだ。
そして、自然から抽象概念が現れるのではない、抽象から実が生まれるのだ。
...などと考えて、再び向日葵の写真を見る。
なんだか、今まで並べたウンチクが実際はどうでもいいことに思えてくる。
向日葵が夏に天を仰いでそこにある。
ただ、その姿に惹かれる。
それでいいのかもしれない。