日光写真 〜日光東照宮〜


華厳の滝を後にして、日光東照宮へ向かう。
いろは坂下りを下る。昔はこちら側の道しかなかったのだからさぞかし渋滞したんだろうなと思う。東照宮からかなり離れた駐車場に止めて徒歩で向かう。
途中団体客に遭遇し、その団体客に紛れて旗を振っているガイドの後についていく。
「これについていけばたぶん東照宮に着くよ」とF式。
確かについていくと東照宮入り口までつくことができた。
東照宮ではいろいろな見所がある。もちろん建物もそうだが、彫り物が面白い。眠り猫、唐門、いたる所に彫られた数々の霊獣と草花。その中でも一番有名なのが見ざる言わざる聞かざるである。
その彫刻の前で外人さん達は、耳や目や口を隠して猿のまねをして写真を撮っている。
「minoresuこいつをバックに撮ってよ。」とF式にカメラを渡されパシャリと撮る。
「それにしても3匹の猿以外もいるね。あれは何だろう?」とF式がお題らしきものを振ってくる。
「あの手の長いやつは手長ざる、エビゾっているやつがイナバウワー猿だよ。」という。
「50点。」とF式。
...なかなか厳しい。

3匹の猿の後ろには私が一番気に入った彫り物がある。それが写真の象?(バク?)である。江戸時代にして、この青い象、そしてエロ目。今でも通じるポップアートだと思う。

家康の墓であり、平和を願うための東照宮
「遊び心と楽しさが平和につながると考えてこんなポップで変なもを集めた。」のかどうかは定かではないが、今の建築にも生かしたい考え方だと思う。

スペインにガウディーがあるなら日本には日光がある。のである。

P.S fotolife東照宮写真アップしました。よかったらご覧ください。

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